こんにちわ。
おうちサロンketoruの瀧口です。
『手に職っていいね!』
と、プライベートでもお仕事でも言われることがよくあるのですが、
今後セラピストになりたいと思っている方に少しでも役立つように生の声を書いていきたいと思います^^
どんな職種の人が転職しているの?
セラピスト業界は、転職してセラピストになる方が凄く多い印象です。
私自身も介護業界からの転職です。
周りのセラピスト仲間でも、不動産のOL、美容師、営業職、デザイン関係、主婦、夜のお仕事、芸能関係、看護師など、実に多様な職種からの転職している人が多いのもこの業界の大きな特徴です。

今では、個人や企業と様々なスクールがあり、国家資格ではないので資格は簡単にとることができます。
でも、大事なのはそれをお仕事にできるかどうか・・・。ですよね。
セラピストになったらどんな世界が広がっているの?
セラピスト歴10数年、大・中・小のスパやサロンを経験し色んなセラピストさんと出会った事を基に、ごく一部ですが実際にどうなのか私の個人的な見解ですがまとめてみます^^
セラピスト転職の失敗談
まず、カラダを壊してやめる方がとても多いです。
何故かというと、カラダをほぐしたり、オイルで緩めたりするにはカラダ全身を使います。
特に、指・腕・首・腰は負荷がかかりやすく、傷めやすいです。
例えばスクール時代に同期の子が、
カラダの関節が柔らかく、筋肉量が少なくて施術をするとその子自身のカラダが持たないということで辞めたというケースがありました。
セラピストのなり立ての時は、力加減のコントロールがまだ上手に出来ず、自身を痛めることが多々あります。
また、サロン勤務でも長時間労働でずっと施術に入りっぱなしで腱鞘炎になってしまった。という話もよく聞きます。
なので、自身のカラダの状態を自分自身が把握しながら、行うことが重要なお仕事です。
無理せずに休みが必要な時は休むことがセラピストを続ける大切なコツです。

セラピストは華やかなお仕事?
この業界に興味を示す方に
『優しくて、優雅で、単価も高いし、手に職をつければ一生食べていける・・・!』
ここまでダイレクトではなくとも、これに近いことは今まで沢山言われましたが、
実際は・・・・・
全くそんなことありませーーん!!笑
このように思っていた方は残念かもしれませんが、
非常に厳しく、シビアであり人によっては泥臭い?お仕事も沢山やってます。(夢を壊してすみません・・・)
私個人としては、【究極の花嫁修業】だと思ってます^^
どういうことかというと・・・
施術の前後はお掃除をしたり、
用意をしたり、
おもてなしができるよう色んな工夫が必要です。
そして、技術は1日にして成らず。
日々の技術向上と知識の向上に本を買ったり、インターネットから情報を得たり、講座に参加したりしています。
単価が高い業界ですが、私は頂いたお金のかなりの金額を技術と知識向上に使っているので、優雅なマダムからはほど遠いでしょう 笑
私の知っているこの業界の大先輩たちも、お金をガッツリ稼ぐためにこの業界を選んだ人はほぼいません。
人の喜んでくれることや、
知りたいことを学ぶ向上心・好奇心に時間やお金を使う人が多いです。
とにかく、技術や知識は一過性のものでなく更新され続けるものなので、学びはずっと続きます。
正直、華やかでもないですし、【簡単】ではないかなと個人的には感じます。
転職してよかった・・・!
ここまで見て、
『正直、学び続けたり、お金もガッツリ稼げないならやめようかな・・・』
と思ったあなた!
セラピストに転職してよかったエピソードも見てから考えてもいいかもしれません・・・☆
この業界の素晴らしいところその1は、
人について学ぶことが山ほどあるところです。
解剖学、心理学、歴史に文化などなど・・・
どういった面を勉強したいか自分で選べるのも良いところ☆
人としての深みも学ぶことで出てくるのではないでしょうか^^
セラピスト業界の素晴らしいところその2は、
今まで出会えなかった色んな人と出会えるお仕事!
お客様をはじめ、同業者や個人で活動すると特に違う業種の人にも出会います。
人が好きな人には凄く刺激的で楽しいと感じられます。

セラピスト業界の素晴らしいところその3
今までやってきた仕事や経験・人間力が活かされるところ。
特に個人で活動するようになると、色んなことを自分でしなければなりません。
例えば、
- チラシやパンフレットのデザイン
- お部屋のインテリアや配置
- 商材を決める
- 宣伝・営業
- ホームページ作成などなど
上記の中でうまく活用している人の例としては、
マーケティングの会社に以前した方は、自己PRを上手くブログやホームページで配信している人もいますし、
インターネットに詳しい方は、ホームページを自分でオリジナルのを組み立てるときにとても役立ちます。
お金のやり取りもあるので、経理の経験もいかせるでしょう。
とにかく自分のもっているスキルを使えます。
私自身昔やっていたピアノやバスケ、
前職の介護の時に身につけた傾聴のスキルは今大きく役立っています。
最後に・・・
私個人としては、この業界にこれたことで人生が大きく変わり、充実した人生を送れていると思っています。
ただし、ずっとお花畑が続くわけではなく、
苦労しても、悔しい事があっても、好きだから乗り越え続けられたのかなぁと振り返り思います。
簡単ではないし、
難しいことも沢山ある。
だけれど、素晴らしい事もある。
どの業界も道を歩き極めていくとしたら同じなのでは?と思います。
少しでもお役に立てたら嬉しいです。
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