· 

子供の喘息や呼吸器系の不調に使える精油

こんにちわ。

おうちサロンketoruのアロマセラピストの瀧口です。

今日はお客様からご相談があった

【子供さんの喘息や呼吸器系の不調の時に使える精油(アロマ)はありますか?】というご質問についてまとめていきます。

精油の危険性と使い方について詳しくまとめたものはこちら

子供さんの年齢にもよりますが(年齢については下にかきますね)、

子供やご高齢の方に使うときに気を付けなければいけないことは

・濃度

・刺激が強いものは避ける

です。

 

気を付けること① 濃度

大人が使用する際2~3%の濃度で作ることが私の場合は多いですが、

大きく振り分けると

子供、ご高齢の方、肌が弱い方、妊婦さんはすべて1%にして使っています。

・・・濃度の作り方の目安はこちら・・・

◎2,3%濃度は

5MLに2、3滴入れて作ります

◎1%濃度は

 

5MLに1滴入れて作ります

この濃度ですが、アロマセラピーの団体によって多少違いますが、

例えば、原液でつけるとしたら100%濃度になります。(注意!!基本的に現役塗布は推奨されていないので、危険性を自分で調べて使いましょう!!!)

1%の×100ですから全然違いますよね。

濃度が濃いから効き目が違うということはありません。

肌刺激やアレルギーなどのリスクを避けて、安心して長く使えるように作るのが大切です。


気を付けること② 刺激が強いものは避ける

精油は植物の香りの成分だけをとった、ものすごーく濃い液体になります。

植物には様々な種類があります。

中には、濃度を高く使用したり、頻繁に使うと毒性を示すものもあります。

毒と聞くと一気に怖い!と思ってしまう方もいますが、

お薬でも、ちゃんと飲む量や回数がきまっているのと同じように、精油も使い方があります。

ただし!

日本はでは精油は雑貨扱いなので、詳しく使う量や回数が定まっていません。

なので、アロマセラピーを生活に取り入れたい方は、1冊でも本を持っていると、辞書のようにひき、知りたい時に見返せばいいので便利ですよ(^^)

刺激の強いものとして、

シナモン・クローブ・バーチ・ペパーミント・レモングラス・セイボリーなどです。

ペパーミントやシナモンなどは食事の時にもなじみがあり、香りも嗅いだことことがあると安心感を持つ方も多いかもしれませんが、使用法に気を付けなければいけない精油です。

香りはとても良いですが、

水にペパーミント精油をたらしたものを子供さんに飲ませるのはとっても危険なので、やめましょう。(巷でよく聞きます・・;)


子供の年齢の目安

子供さんの年齢の目安として

・1歳までは精油は使用せず、フローラルウォーターのみ可。

・1~3歳までは刺激の少ないものを0,5~1%で使用可(マンダリン、ラビンサラ、マートル、ユーカリラジアタ、ラベンダー)

・小学生の低学年までは大人の3/1程度可

・それ以上の年齢は大人の半分の量が可

・15歳以上で大人と同量が可

となります。


喘息や呼吸器系におすすめ精油

1歳から3歳までは

・ユーカリラジアタ

・ラベンサラ

・マートル

4歳以上から上記に+して

・フランキンセンス

・ティートゥリー(ティートゥリーについて詳しくまとめたものはこちら)

・スパニッシュマジョラム

がおすすめです。

もし、薬草のような香りが嫌だとお子さんが思われた場合は

1歳から3歳までは

+マンダリン

4歳以上から

+ベルガモット(ベルガモットについて詳しくまとめたものはこちら)、

オレンジスイート

を入れてあげると香りがまろやかになります。

 


ベースオイル

ベースのオイルはホホバオイルが一番おすすめになります。

ナッツアレルギーですと、スイートアーモンドオイルやマカダミヤナッツオイルが使えないことと、

ホホバオイルは肌刺激がなくオールマイティーに使いやすいため、ベースオイルとしてあると使いやすいでしょう。

夏場は、

オイルのべたつきが気になる方はジェルをベースとするのも◎。

ドラッグストアではアロエベラが、アロマ専門店にベースジェルが売っています。

私はケンソーのジェルをネットで買っています。


他にケアできること

鼻や口の乾燥で、咳やのど風邪になることが大人も子供もあります。

なので、しっかりと加湿をしてあげましょう。

部屋全体の乾燥がある時には加湿器も必要ですが、

喉や鼻、気管支を加湿したい時は

・マグカップにお湯とお塩を本当に少し入れ、蒸気を鼻や口にいれて呼吸を数分間繰り返します。

小学校の中学年程度以上であれば

・ユーカリラジアタ

・ラベンサラ

・マートル

をマグカップに1滴たらして蒸気吸入を行うのもおススメです。

自然治療で全てが治るわけではないので、病院に行ったり、お薬を飲むことも大切です。

精油は治療ではなくて、少しでも快適に過ごせるサポートとしての自然療法です。

また、偽物が多い精油業界。

ちゃんと見極めて購入することを強くお勧めします。

以前精油のブランドについてまとめたものはこちら

精油のと危険性と使い方についてはこちら

 

お客様のちょっとした疑問や役立つナチュラルライフについてブログでまた共有させて頂きますね☆